治療方針

治療方針

方針イメージ

30年に亘る臨床経験の中で数多くの患者さん方と真摯に向き合い
専門である循環器疾患のみならず内科全般にわたり研鑽してまいりました。

その中でも循環器疾患の治療をインターベンション治療学会専門医として 
行ってまいりましたが動脈硬化におおいに関連のある糖尿病患者さん他 
アレルギー疾患、呼吸器疾患、一般内科疾患(感冒、肺炎他)も多く
診てまいりました。

今までの経験を生かし、様々な分野においても良質な医療を行っていく所存です。

特に私の主たる循環器領域における疾患は多岐に及びます。

病院勤務中は救命救急、急性期治療、重症管理、外来経過観察と行って参りましたが
常に感じていた事は、このような病態に至る前にいくらでも予防出来たであろう事が
何故出来ていないのかという点でした。

現状把握、及び開業医外来でも適切な診断、適切な処方を受けてさえいれば
十分予防は可能です。

インターベンション治療学会(心血管のステント治療など)は以前インターベンション
学会という名でしたが、その時代から指導医でしたので
約15年は指導的立場におりました。

最先端の医療を患者様に提供すべく邁進し続けている貴重な学会ではありますが
予防医療に重きを置く学会の姿勢もまた変わりません。
(医師になって以来、元理事長の 中村正人先生 と共に循環器救急を行ってきて
方針は身についております)

もちろん循環器疾患の中には動脈硬化性疾患の他にも不整脈、弁膜症など
多くの疾患があります。
それらに関していい加減では済まされない医局で研鑽出来た事を誇りに
思っております。

不整脈も単純なものではなく、数多くの不整脈が存在します。

また、治療法も多岐に及びます。どのようなタイプの不整脈かを適切に判断し
適切な内服・処置を行わないと意味をなしません。
学生、研修医の頃から同期でカンファレンスを共にしてきた 池田隆徳先生①  
今や大学本院の主任教授なりましたが、未だに親交深く付き合っております。

多忙にて会うのもままなりませんが、難治性不整脈などで意見を聞きたい時には
すぐに応えてくれる大切な親友です。

心臓外科治療も正にチーム医療ですが、10人程度の専門医師を統括している
筑波記念病院の 末松義弘先生(心臓外科部長・診療統括部長)も私の友人で
必要あらば患者様を向かいに行きますと言ってくれています。

自分が粋な思いで歩んで来た道中、他にも様々な志高い医師らと友人になれた事を
誇りに思います。
また予防医療に徹していくに際し、なんらかの処置が必要となった場合にも
最高の医療を提供してくれるものと信じております。

尚、これらは自分の信頼関係からのご厚意によるものです。
御活躍されている近隣の病院との連携は何より大事と考えております。
ゆえに、患者さんのご意向に添えるよう行って参る所存です。


循環器領域の話に偏ってしまいましたが私の学位を承認して下さったのは
当時教授だった 山口徹先生 1, 2です。

日本循環器学会他、多数の学会の理事長をされてきて日本内科学会でも
重積を担ってきた方です。

虎ノ門病院院長もされておりましたが、現在は名誉顧問となり
日本国家に係わるお仕事をされております。

非常に御自身に厳しい方ゆえに、循環器領域だけをこなす医師などという事は許されず
多くを学びました。

現在でも今日の治療指針など、医師のバイブルとされる本は大抵山口徹先生が
総監修されております。


そのように歩んで来た自分ゆえに予防医療の重要性を肌で感じております。


循環器領域はもちろんですが、内科疾患に関しての御相談、内服調整など
私の生まれ育ったこの地域で今まで真摯に向かい合ってきた基礎をもとに

力を入れて行きたいと考えております。


     ハートクリニック牧の原  院長   秋山 達朗